シネマ歌舞伎 棒しばり (2016):作品情報
シネマ歌舞伎 棒しばり (2016)見どころ
狂言を基にした松羽目物の人気舞踊で、2004年4月に歌舞伎座で上演された舞台を映像化。酒癖の悪い2人の家来に手を焼く主人が、彼らを棒や後ろ手に縛って外出し、それでも酒にありつきたい彼らが両手を縛られたまま工夫して酒を酌み交わす様子を、ユーモラスな身ごなしや踊りで表現する。太郎冠者は十代目坂東三津五郎、棒術の達人・次郎冠者には十八代目中村勘三郎がふんし、今は亡き名優たちの息の合った名コンビぶりを堪能できる。
あらすじ
お酒が大好きな家来・太郎冠者(坂東三津五郎)と次郎冠者(中村勘三郎)に困っていた大名・曽根松兵衛(坂東彌十郎)は、屋敷を留守にするにあたり一計を案じ、酒が飲めないよう二人の両手を棒や後ろ手に縛って外出。それでも酒が飲みたい彼らは、両手を縛られたまま互いに工夫して酒を酌み交わす。やがて酔った彼らは、踊り始め……。
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 製作・配給
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- 松竹
- 技術
- カラー
- リンク
- 公式サイト