シネマ歌舞伎 阿古屋 (2016):作品情報
シネマ歌舞伎 阿古屋 (2016)見どころ
琴・三味線・胡弓による三曲を演奏する「琴責め」などの高度な技術を要する歌舞伎の演目で、現代を代表する女形の坂東玉三郎が主演を務め2015年10月に行われた公演を映像化。平家が滅亡した後も生き延びた景清の行方を追及するために呼び出された恋人・阿古屋が、その証言の信ぴょう性を判断するため琴・三味線・胡弓を演奏させられる物語を描くと共に、舞台裏の様子なども披露される。玉三郎のほか、尾上菊之助、坂東亀三郎らが共演。女形でも限られた者にしかできない阿古屋を演じる玉三郎の技術や、その美しさに圧倒される。
あらすじ
平家が滅亡した後、生き残った平家の武将・景清は源氏に追われていた。そして景清の恋人・阿古屋(坂東玉三郎)が、景清の行方に関して聴取を受けることになる。景清がどこにいるのかわからないと話す阿古屋に、代官の秩父庄司重忠(尾上菊之助)は、阿古屋がうそをついていれば演奏に乱れが生じると判断し、琴・三味線・胡弓の三曲を演奏させる。
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 製作・配給
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- 松竹
- 技術
- カラー
- (東劇ほか)
- リンク
- 公式サイト