桃太郎 海の神兵 (1945):作品情報
桃太郎 海の神兵 (1945)見どころ
国策映画として第2次世界大戦末期に製作された長編アニメーション。昔話でおなじみの桃太郎が隊長を務め、サル、イヌ、キジ、クマが隊員となった部隊が、南方にある鬼ヶ島の制圧に向かう姿を追う。脚本と演出を務めるのは、『桃太郎の海鷲』に携り、後に絵本作家となって活躍した瀬尾光世。5万枚ものセル画を駆使して生み出されたキャラクターの繊細で滑らかな動きや、音楽を効果的に生かしたミュージカル的な演出に目を見張る。
あらすじ
サル、イヌ、キジ、クマを隊員にした桃太郎隊長の部隊が、南方にある鬼ヶ島の制圧作戦に動きだす。桃太郎が指揮を執り、飛行隊が鬼ヶ島へ。やがて無数のパラシュート兵が飛行機から降下し、島はたちまち制圧されていく。一方、村の子供たちは、夢中になって落下傘ごっこを始め、歓声を上げながら富士山を目指して走っていく。
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 後援
-
- 海軍省
- 製作
-
- 松竹
- 技術
- モノクロ