祖父の日記帳と私のビデオノート (2013):作品情報
祖父の日記帳と私のビデオノート (2013)見どころ
本作で監督デビューを果たした久保田桂子が、シベリア抑留体験者である自身の祖父にカメラを向けたドキュメンタリー。2004年に撮影をスタートし、農家を営む祖父から農作業の合間に聞いた戦争体験を映し出す。武蔵野美術大学で劇映画を学んだ久保田監督が、一人で監督と撮影と編集を担当。過酷な抑留生活を体験した祖父が、孫である監督の前で語る言葉は重く胸に響く。
あらすじ
1920年、長野県上伊那郡で生まれた久保田直人さんは、13歳のときに父親が他界し、その翌年には中学校を中退する。1940年、20歳になった彼は徴兵検査にパスし、第2次世界大戦が終結するまでおよそ6年間中国に駐在。敗戦後はシベリアのクラスノヤルスクの収容所に送られ、4年間捕虜生活を送った後、1949年に帰国する。
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
-
- スリーピン
- 技術
- デジタル
- (新宿K's cinema)
- リンク
- 公式サイト