文楽 冥途の飛脚 (1979):作品情報
文楽 冥途の飛脚 (1979)見どころ
文楽のとりこになった映画監督のマーティ・グロスが、著名な太夫、三味線演奏者、人形遣いの名人芸を捉えたドキュメンタリー。竹本織大夫(五世)や竹本越路大夫、三味線の鶴澤燕三(五世)、人形遣いの吉田玉男(初代)らによる近松門左衛門作の「冥途の飛脚」などを通じて、至高の技術の数々が映し出される。撮影監督として『六條ゆきやま紬』などの岡崎宏三、音響・音楽監修に『乱』などの武満徹が参加。人形の繊細な動きや表情、感情豊かな語りや三味線の音色に心を奪われる。
あらすじ
大坂淡路町の飛脚問屋・亀屋の跡継ぎ養子・忠兵衛は、ほれ合った仲の遊女・梅川がほかの客に身請けされると知り、友人の金を勝手に拝借し梅川の身請けの手付金に充てる。忠兵衛は全てを梅川に打ち明け、二人で忠兵衛の故郷・大和国新口村へ逃亡を図る。二人は忠兵衛の幼なじみの家に向かうが、すでに追っ手が先回りをしており……。
キャスト
スタッフ
映画詳細データ
- 製作国
- カナダ
- 配給
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- T&Kテレフィルム
- 技術
- ビスタサイズ/モノラル/カラー
- リンク
- 公式サイト