13回の新月のある年に (1978):作品情報
13回の新月のある年に (1978)見どころ
『不安は魂を食いつくす』などのライナー・ヴェルナー・ファスビンダーが監督を務めたドラマ。性別移行をした主人公が過ごす最後の5日間を映し出す。パートナーを失った直後のファスビンダー監督が、製作・原案・脚本・撮影・編集・美術を自ら担当。『シナのルーレット』などのファスビンダー監督作に出演してきたフォルカー・シュペングラーが主人公を演じ、イングリット・カーフェン、ゴットフリード・ヨーンらが共演した。
あらすじ
男性から女性になったエルヴィラ(フォルカー・シュペングラー)は、男装して男娼(しょう)を買っていた。ある日、同居していたクリストフ・ハッカー(カール・シャイト)が出ていってしまう。傷ついたエルヴィラはかつて関わった人たちを訪ね、元妻と娘にも会い、昔の自分には戻れないことを確認する。そして、性別移行のきっかけを与えてくれたアントン・ザイツ(ゴットフリード・ヨーン)にも会いに行く。
キャスト
- フォルカー・シュペングラー(エルヴィラ/エルヴィン・ヴァイスハウプト)
- イングリット・カーフェン(赤毛のツォラ)
- ゴットフリード・ヨーン(アントン・ザイツ)
- エリザベート・トリッセナー(イレーネ)
- エヴァ・マッテス(マリアン)
- ギュンター・カウフマン(J・スモリク)
- リーゼロッテ・ペンパイト(シスター・グドルン)
- イゾルデ・バルト(ジビレ)
- カール・シャイト(クリストフ・ハッカー)
- ヴァルター・ボックマイア(魂のフリーダ)
- ペーター・コレク(酔っ払い)
- ボブ・ドーシー(浮浪者)
- ゲアハルト・ツヴェレンツ(ブルクハルト・ハウアー)
スタッフ
- 製作・監督・原案・脚本・撮影・編集・美術
- 協力
映画詳細データ
- 英題
- IN A YEAR OF 13 MOONS
- 製作国
- 西ドイツ
- 配給
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- アイ・ヴィー・シー
- 配給協力
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- ノーム
- 製作会社
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- TANGO-FILM
- PRO-JECT FILM-PRODUKTION im Filmverlag der Autoren GmbH
- 技術
- カラー/35ミリ/DCP
- (ユーロスペースほか)
- リンク
- 公式サイト