写真の女 (2020):作品情報
写真の女 (2020)見どころ
孤独に生きる女性恐怖症の男と、体に傷のある女が織り成す異色のラブストーリー。写真の加工修正を題材に、美しさへの執着や、他人からの評価に振り回される現代人への風刺を描く。短編やCMなどを手掛けてきた串田壮史の長編初監督作で、独特の世界観は第15回大阪アジアン映画祭など国内外の映画祭で注目を浴びた。奇妙な愛に目覚めていく男女を、串田監督の短編『声』などの永井秀樹と大滝樹が演じ、『ガール・スパークス』などの猪股俊明、『よこがお』などの鯉沼トキらが出演。
あらすじ
小さな写真館で写真を補正加工するレタッチャーの械(永井秀樹)は、ある日胸元に大きな傷のある美女キョウコ(大滝樹)と出会う。械は行く当てがないと家に居ついたキョウコに頼まれ、画像処理を施して傷のない美しい姿の写真を仕上げる。加工された自分の姿に魅了されるキョウコだったが、よりどころであるSNSでは美しさよりも傷のある姿のほうが評価され、次第に自分を見失ってしまう。
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キャスト
スタッフ
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 企画・製作・配給
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- ピラミッドフィルム
- 技術
- カラー
- (渋谷ユーロスペースほか)
- リンク
- 公式サイト