夜明け前のうた ~消された沖縄の障害者~ (2020):作品情報
夜明け前のうた ~消された沖縄の障害者~ (2020)見どころ
かつて精神障害者を小屋などに隔離した「私宅監置」制度に迫るドキュメンタリー。1950年に日本国内では禁止になったものの、沖縄では日本復帰する1972年まで存在した本制度を、東京から沖縄に派遣された精神科医・岡庭武さんの記録を基にたどっていく。沖縄を拠点に、フリーランスのテレビディレクターとして活動する原義和が監督と撮影などを手掛け、『ストーンエイジ』などの中橋真紀人がプロデューサーを務めている。
あらすじ
1900年、精神病者監護法に基づき制定された「私宅監置」制度により、精神障害者の隔離が合法になる。この制度は1950年に廃止されるものの、当時アメリカの統治下にあった沖縄では、廃止までさらに22年の月日を要した。1960年代に沖縄に派遣された精神科医の岡庭武さんが撮影した写真と当時のメモを基に、原義和監督が私宅監置におかれた人々の足取りをたどる。
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給・劇場営業
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- 新日本映画社
- 製作協力
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- 沖縄県精神保健福祉会連合会
- 沖縄YMCA
- 製作
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- 障害者映像文化研究所
- イメージ・サテライト
- 技術
- DCP/カラー/5.1ch
- (新宿K’s cinemaほか)
- リンク
- 公式サイト