シネマ歌舞伎 鰯賣戀曳網 (2020):作品情報
シネマ歌舞伎 鰯賣戀曳網 (2020)見どころ
作家・三島由紀夫が室町時代の御伽草子を題材にした創作歌舞伎で、2009年1月に歌舞伎座さよなら公演で上演された舞台を映像化。しがないイワシ売りが一目ぼれした高位の遊女に会うため、大名に成り済ます。イワシ売りを中村勘三郎、秘密を抱えた遊女を坂東玉三郎が演じるほか、松本幸四郎、坂東彌十郎らが共演。さらに、勘三郎や三島との思い出を語る玉三郎のインタビュー映像も収録されている。
あらすじ
京の都のイワシ売り・猿源氏(中村勘三郎)は、高位の遊女・蛍火(坂東玉三郎)を五條橋で見かけて以来、彼女のことで頭がいっぱいになり商売に身が入らなくなってしまう。そこで猿源氏の父・海老名なあみだぶつ(坂東彌十郎)は、猿源氏を大名に仕立てて蛍火のいる揚屋に行く計画を立てる。揚屋を訪れた猿源氏は、憧れの蛍火を前に有頂天で盃を交わし酔いつぶれて彼女の膝枕で寝ているうちに、寝言でイワシの売り声を上げてしまう。
キャスト
スタッフ
- 作
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 製作・配給
-
- 松竹
- 技術
- カラー
- (東劇・新宿ピカデリーほか)
- リンク
- 公式サイト