鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽 (2022):作品情報
鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽 (2022)見どころ
太宰治の小説「斜陽」を原作に、敗戦により没落貴族となった女性が古い道徳にあらがい、道ならぬ恋をするドラマ。増村保造監督作『大地の子守歌』などで助監督を務めた近藤明男がメガホンを取り、増村監督と脚本家・白坂依志夫が遺(のこ)した「斜陽」草稿脚本を基に本作の脚本を執筆。主人公を宮本茉由、太宰を投影した作家を『46億年の恋』などの安藤政信、主人公の母を近藤監督作『うさぎ追いし -山極勝三郎物語-』などの水野真紀、弟を『灰色の壁 -大宮ノトーリアス-』などの奥野壮が演じる。
あらすじ
太平洋戦争直後の昭和20年。没落貴族となり父を亡くしたかず子(宮本茉由)と母・都貴子(水野真紀)は、生活のために家を売って東京から西伊豆へ引っ越す。そんなとき、戦地で消息が途絶えていた弟・直治(奥野壮)が帰るとの知らせが届き、母は「年の離れた資産家に嫁いだらどうか」とかず子に提案。憤慨した彼女は、「鳩のごとく素直に、蛇のごとく慧(さと)かれ」というイエスの言葉とともにある出来事を思い出す。それは6年前、弟が師匠と慕っていた売れっ子作家・上原二郎(安藤政信)との出会いで、恋心の目覚めとなる出来事だった。
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キャスト
スタッフ
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
-
- 彩プロ
- 技術
- カラー/アメリカンビスタサイズ/5.1ch
- (TOHOシネマズ日本橋ほか)
- リンク
- 公式サイト