蟻の王 (2022):作品情報
蟻の王 (2022)見どころ
同性愛者が異端視されていた1960年代のイタリアで、教え子の若者と恋に落ち、教唆罪で有罪となった実在の詩人で劇作家のアルド・ブライバンティをモデルにしたドラマ。困難に直面しながらも必死に生きようとする人々の姿を通し、人間の尊厳を問う。監督は『家の鍵』などのジャンニ・アメリオ。アルドを『輝ける青春』などのルイジ・ロ・カーショ、教え子をレオナルド・マルテーゼが演じ、『我らの生活』などのエリオ・ジェルマーノ、『ジュリアの世界』などのサラ・セラヨッコらが共演する。
あらすじ
同性愛に対する偏見が根強い1960年代のイタリア。詩人で劇作家、蟻の生態研究者でもあるアルド(ルイジ・ロ・カーショ)は教え子のエットレ(レオナルド・マルテーゼ)と恋に落ち、ローマで一緒に生活し始める。しかし二人はエットレの家族によって引き離され、アルドは若者を唆した教唆の罪で逮捕、エットレは同性愛の治療という名目で矯正施設に送られてしまう。世間の関心を集める中で裁判が始まり、その行方を見守る新聞記者エンニオ(エリオ・ジェルマーノ)は、不寛容な社会に疑念を抱く。
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キャスト
- ルイジ・ロ・カーショ(アルド・ブライバンティ)
- エリオ・ジェルマーノ(エンニオ)
- レオナルド・マルテーゼ(エットレ)
- サラ・セラヨッコ(グラツィエラ)
- アンナ・カテリーナ・アントナッチ(エットレの母親)
- リタ・ボゼッロ
スタッフ
- 監督・脚本
- 脚本
- 編集
- 撮影
- 美術
- 衣装
- 製作
映画詳細データ
- 英題
- THE LORD OF THE ANTS
- 製作国
- イタリア
- 配給
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- ザジフィルムズ
- 後援
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- イタリア大使館
- イタリア文化会館
- 技術
- ビスタサイズ/カラー/Dolby Digital
- (ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA、アップリンク吉祥寺ほか)
- リンク
- 公式サイト