フィシスの波文 (2023):作品情報
フィシスの波文 (2023)見どころ
衣服や器などさまざまな場所にあしらわれる「文様」を取り上げるドキュメンタリー。京都に400年受け継がれる唐紙を起点にして、1万年余り前にイタリアの岩壁に描かれた線刻や古代ローマの聖堂にあるモザイク、北海道でアイヌの人々暮らしに受け継がれている文様など、さまざまな時代と場所で生まれた文様にフォーカスする。監督は『幸福は日々の中に。』などの茂木綾子。唐紙制作工房「唐長」の千田堅吉、エルメスのアーティスティックディレクターを務めるピエール=アレクシィ・デュマらが登場する。
あらすじ
伝統的な文様を施した和紙「京からかみ」を制作する京都の工房「唐長」には、江戸時代から受け継がれてきた600枚余りの板木がある。それらには自然をモチーフにしたものや雲や星を表す天象文、抽象的な幾何学文などの文様があり、さまざまな意匠に影響を受けながら磨き上げられてきた。太古から存在し、場所を超え、時間を重ねながら受け継がれてきた文様の歴史や体系を、職人やアーティストたちの言葉も交えながらたどっていく。
キャスト
スタッフ
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 企画・製作・配給
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- SASSO CO.,LTD.
- 技術
- カラー/モノクロ/1.90:1/ステレオ
- (シアター・イメージフォーラムほか)
- リンク
- 公式サイト