ヴァタ～箱あるいは体～ (2022)：作品情報

見どころ

『ギターマダガスカル』などの亀井岳監督が、音楽を通じて祖先と交わってきたマダガスカルの死生観をテーマに撮り上げたロードムービー。出稼ぎ先で亡くなった女性の遺骨を故郷に持ち帰る男たちの旅路を描き、全編マダガスカルロケ、マダガスカル人キャストのみで製作された。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022・国内コンペティション長編部門で観客賞を受賞した。

あらすじ

異郷で亡くなった者の遺骨を、同郷の者が故郷へ持ち帰る風習があるマダガスカル南東部の村。ニリナ（オンジェニ）が出稼ぎ先で亡くなり、村の長老は彼女の弟・タンテリ（フィ）と3人の男たちにニリナの遺骨を持ち帰ってくるよう伝える。片道2日以上はかかる村を目指し、楽器を携え旅に出た4人は道中、出稼ぎに行ったまま消息の途絶えた家族を捜して旅するレマニンジ（レマニンジ）と出会う。

キャスト

• フィ
• ラドゥ
• アルバン
• オンジェニ
• レマニンジ
• サミー

スタッフ

監督・脚本・編集・製作

• 亀井岳

撮影

• 小野里昌哉

音楽

• 高橋琢哉

録音

• ライヨ
• トキ

製作

• 櫻井文
• スアスア

映画詳細データ

製作国

日本／マダガスカル

配給

• FLYING IMAGE

技術

カラー／アメリカンビスタサイズ／ステレオ

(渋谷ユーロスペースほか)

リンク

公式サイト