グレース (2023):作品情報
グレース (2023)見どころ
思春期特有の不安を抱いた少女の成長を描き、第76回カンヌ国際映画祭で上映されたロードムービー。父と共にキャンピングカーで旅をしながら移動映画館で生計を立てる少女が、言いようのない戸惑いを感じつつ父親とのやり取りなどを経て自身を見つめる。メガホンを取るのはイリヤ・ポヴォロツキー。マリア・ルキャノヴァ、ゲラ・チタヴァ、エルダル・サフィカノフのほか、『戦争と女の顔』などのクセニヤ・クテポヴァらが出演する。
あらすじ
赤いキャンピングカーでロシア南西部を旅しながら、寒村で映画の野外上映を開いたり、トラック運転手に海賊版DVDを売ったりしながら、日銭を稼ぐ男とその娘である10代の少女。思春期を迎えている少女は、終わりのない放浪生活を続けることに不満を抱き、父親への反抗を募らせながらも、ポラロイドカメラで旅の風景を撮影することを唯一の楽しみにしていた。ある日、親子は小さな村落で野外上映を催し、そこでスクリーンの設営を手伝った少年が少女に強い興味を抱く。
キャスト
- マリア・ルキャノヴァ(娘)
- ゲラ・チタヴァ(父親)
- エルダル・サフィカノフ(少年)
- クセニヤ・クテポヴァ(観測所の女性)
スタッフ
- 監督・脚本
- 撮影
- 音楽
映画詳細データ
- 英題
- BLAZH
- 製作国
- ロシア
- 配給
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- TWENTY FIRST CITY
- 配給協力
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- クレプスキュール フィルム
- 技術
- カラー/ヨーロピアンビスタサイズ
- (シアター・イメージフォーラムほか)
- リンク
- 公式サイト