火の華 (2024)：作品情報

火の華 (2024)

2024年12月公開 124分

見どころ

任務により紛争地へ派遣された元自衛官の葛藤と再起を描くドラマ。現地での壮絶な体験により心に傷を負った男が、花火工場で働きながら再出発を模索する中、自身の過去と向き合う。メガホンを取ったのは『JOINT』などの小島央大。同作に続き主演を務めた山本一賢が共同企画・脚本も担当し、『純平、考え直せ』などの柳ゆり菜、『七人の弔（とむらい）』などのダンカン、『冬薔薇（ふゆそうび）』などの伊武雅刀らが出演する。

あらすじ

2016年、自衛官・島田東介（山本一賢）はPKO（国連平和維持活動）のため南スーダンに赴く。任務中、所属部隊が銃撃戦に巻き込まれて同期の親友・古川裕司が撃たれ、東介はやむなく少年兵を射殺し、さらに混乱の中で隊長・伊藤忠典が行方不明となってしまう。ところが日本政府はこの戦闘を隠蔽（いんぺい）。2年後、PTSDに苦しむ東介は闇の武器ビジネスに手を染めながら新潟の花火工場で働き始める。彼は親方の藤井与一（伊武雅刀）や職人仲間らに見守られ、花火師の道に救いを見いだす。