観客賞に韓国映画『大統領の理髪師』
第17回東京国際映画祭
31日、六本木ヒルズのアリーナで観客の評価によって決まる観客賞の発表が行われ『大統領の理髪師』が受賞した。
この賞は今年から新設された賞で、コンペティション作品の上映後に入場時の先着50名の観客がポイント制で作品を評価し、もっとも合計点の高かった作品に送られる賞だ。受賞したイム・チャンサン監督は「個人的には、どの賞よりすばらしい賞だと思う」と率直な感想を述べた。
観客賞の賞金としてイム・チャンサン監督には賞金1万ドルが贈られた。そのほかに、アリーナで発表された賞は、最優秀アジアの映画賞『可能なる変化たち』、日本映画・ある視点・作品賞に『樹の海』、同部門・特別賞に『樹の海』の津田寛治が選ばれた。