マイケル・ムーア、『華氏911』のR指定に抗議
アメリカ国内での配給会社も決まり、喜んでいたマイケル・ムーア監督に次の障害物が現れた。米国映画協会が『華氏911』をR指定にしてしまったのである。アメリカでは、18歳未満の子供は大人の同伴なしにR指定映画には入場できない。ムーア監督は6月下旬の封切り前にPG-13指定に変更する申し立てをしている。「現在、15歳や16歳の子供たちは、2、3年後には新兵となってイラクに行くことになるかもしれない。命を懸けて戦える年齢ならば、現状を見ても良い年齢のはずだ」とR指定に抗議した。