トラとツーショット、巨匠・ジャン=ジャック・アノー来日
親を殺され、引き離されたトラの兄弟の数奇な運命の巡りあわせを描いた『トゥー・ブラザーズ』の監督、巨匠・ジャン=ジャック・アノーが来日し、生まれたばかりのトラとともにマスコミ各社のインタビューに応じた。
トラのあかちゃんは昼寝中に起こされ、取材に参加せねばならず少々不機嫌。しかし監督が抱きしめると安心し、猫の子のようにおとなしくなった。それもそのはず、映画『トゥー・ブラザーズ』では30頭のトラに演技をさせていた監督。カメラマンが写真撮影のためトラと一緒に寝ころぶことを要求すると「トラがそうしたくなるまで待って」とトラの気持ちをすっかり理解し以心伝心の仲だった。
「動物映画というと子ども向けに思われがちだが、子どもはもちろんだが、この映画が描いていることは複雑で繊細。ぜひ、大人に観てもらいたい。人間であろうが、トラであろうが、感じることは同じだよ」と語った。
『トゥー・ブラザーズ』は9月18日より丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開。
『トゥー・ブラザーズ』公式サイト:http://www.herald.co.jp/official/two_brothers/special/