反マイケル・ムーアの映画祭が、テキサスで開催
ブッシュ政権を痛烈に批判したマイケル・ムーアの『華氏911』が話題となるなか、ブッシュ大統領のお膝元、アメリカのテキサス州で「伝統的アメリカの価値観」をテーマにした反ムーアの映画祭が開催された。映画祭主催者は、「映画業界は、アメリカの文化生活に良くも悪くも深く影響を与えている。その影響力を使って、アメリカの愛国主義や伝統価値をあざ笑うような映画を作り、世界に発信している。この映画祭は、マイケル・ムーアが言うようにアメリカがバカ者の国ではないことを表すものだ」とコメント。上映作には、『華氏911』に対抗したドキュメンタリー『マイケル・ムーア・へイツ・アメリカ(マイケル・ムーアはアメリカを嫌っている)』(原題)など、21本の「愛国主義的」作品が上映された。