アンジェリーナ・ジョリー、スーダン訪問
アンジェリーナ・ジョリーが国連大使としてスーダンを訪問し、難民キャンプや援助団体を回った。スーダンでは、2001年秋に南部ダルフール地域で反政府勢力による紛争が勃発し、60万人の難民が発生。2003年の和平交渉も決裂し、治安情勢が悪化している。ジョリーは、「政府は、難民が早く帰国できることを願っているし、私たちは皆同じように願っているけれど、今回の訪問で人々の様子や状況を観察して、まだその時ではないと感じた」と語る。12歳の少女が強姦される事件も起きており、国連大使として20もの国を訪問してきたジョリーは、「これまで見てきた中で、最悪の状況」と語った。[10月28日 スーダン]