2本のカポーティ伝記映画、同時期の製作で対決?
作家のトルーマン・カポーティを描く2本の伝記映画が、同時期に製作され、その行方が注目されている。ダグ・マクグラス監督の『エヴリ・ワード・イズ・トゥルー』(原題)では、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』で妖精ドビーの声を担ったトビー・ジョーンズがカポーティを演じ、一方ベネット・ミラー監督による『カポーティ』(原題)ではフィリップ・シーモア・ホフマンがカポーティを演じる。マクグラス作では、サンドラ・ブロックやグウィネス・パルトロウ、シガニー・ウィーヴァー、最近ではマーク・ラファロがキャストに加わり、そうそうたるメンバーを用意。ミラー作品では、キャサリン・キーナーやボブ・バラバン、クリス・クーパーといった渋い役者が顔を揃え、競うことになりそうだ。