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宮崎駿監督とヴェネチア国際映画祭が絆深める授賞式

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取材陣に向かって大サービスする宮崎駿監督
取材陣に向かって大サービスする宮崎駿監督 - Daniele Venturelli/WireImage.com / MediaVast Japan

9月9日、ヴェネチア国際映画祭で毎年恒例の栄誉金獅子賞が、日本のアニメ作家の宮崎駿監督に授与された。この賞は長年良質の作品を作り、映画界に貢献していることを称えられた映画人にのみ贈られる名誉ある賞。過去の受賞者には、オスカー受賞者でもあるクリント・イーストウッドなどの巨匠たちが受賞している。

 この日は「宮崎デー」とされ、『風の谷のナウシカ』『紅の豚』『On Your Mark』の3作品が上映されたほか、めったにマスコミの前に姿を現すことのない宮崎監督が参加して受賞会見が開かれた。

 宮崎監督はトロフィーを高々と掲げて写真撮影に応じたり、「今後も観客が喜ぶような映画を作り続ける!」と饒舌に語ったりと上機嫌で、今回の受賞を心から喜んでいるようだ。

 昨年は『ハウルの動く城』がコンペティション部門で正式上映されたほか、スタジオジブリにオゼッラ・ドゥオロ賞が授与されたばかり。そして今回の受賞により、宮崎監督とヴェネチア国際映画祭の関係はますます深まったと言える。

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