沢尻エリカ、長い髪をばっさり切ってイメチェン?
7月に韓国で先行上映されたことが話題になったジャパニーズホラー『オトシモノ』が30日、日本での初日を迎え、東劇にて古澤健監督、沢尻エリカ、若槻千夏、小栗旬、杉本彩が満員の観客から野太い歓声を浴びた。
かわいらしさだけでなくセクシーさも演出した紫色のドレスで登場した沢尻は長かった髪をばっさり短く切って登場。長い髪の毛もまるでフランス人形のようにその愛らしい容姿によく似合っていたが、首元がみえるほど短く切った髪の毛もまた別の魅力をかもし出し、ファンの間からはため息がもれていた。そんな沢尻は「実際には見えないものを想像してする芝居というのはむずかしかったです。監督と常にこまめに話し合って撮影していきました」とホラー映画特有の苦労話を語った。
また、若槻は「映画でみんなが驚くくらい怖い顔をしてやろうと思ったら、ポスターがスゲェ怖くて!」と笑いを誘っていた。一方「映画はいかがでしたか?」と観客に問いかけた小栗は「良かったよ!」という反応をもらって満足げにうなずいた。鍵を握る役どころの杉本は「できるだけ不気味でいるようにつとめました」とクールに話す。
霊感がないと言う古澤監督は沢尻に「ここいるよ」と指摘され、現場から早く帰りたいと思ったことがたびたびあったとか。また劇中、夜中の駅のホームで小栗が妹を探すシーンに、トンネルの端の方にCGではない何かが写っているという。
400余りの座席がほとんど男性客で埋まった会場は、ひっきりなしに「エリカちゃーん!」「千夏ちゃーん!」「彩さーん!」と声のかかる熱気であふれ、今作品が長編映画デビュー作となった古澤監督は「こんなに多くの方に来ていただいてちょっと泣きそうです」と感激を隠せない様子だった。
『オトシモノ』は東劇ほか全国3週間限定公開中。
『オトシモノ』オフィシャルサイトotoshimono.jp