スティーヴン・スピルバーグ監督、ドイツの大学にビデオ資料を開放
スティーヴン・スピルバーグ監督が、第二次世界大戦時に強制収容所で生き残った人々の証言を集めたビデオ資料を、ベルリンの大学で閲覧できるようにした。この保存アーカイヴは、スピルバーグ監督が1994年、『シンドラーのリスト』の撮影後に設置したもので、この題材では世界で最大級のもの。収容所の生存者や、戦後の戦犯裁判にかかわった人々や目撃者など、56か国の人々が32の言語で語る、5万2000本ものインタビュー・ビデオが保存されている。これらの資料はアメリカではすでに4つの大学で閲覧できるが、アメリカ以外では初めてとなる。