中国で『ディパーテッド』が上映拒否
レオナルド・ディカプリオとマット・デイモンが共演している『ディパーテッド』が、中国の配給会社から上映を拒否されている。本作は、香港映画『インファナル・アフェア』をハリウッド・リメイクしたもので、作品の中には中国人の悪役が登場するが、中国での配給権を持つ香港の配給会社「メディア・アジア」社はこの映画の上映が「適当ではない」とした。また、中国フィルム・グループの副会長は「この作品を見て、本土での上映には向かないと決断した」とAP通信に語ったが、はっきりした理由は語らなかったそう。中国では1年に20本程度の外国映画しか輸入されておらず、ハリウッドの映画が上映されないこともめずらしくはない。昨年にはチャン・ツィイー主演の『SAYURI』が上映を拒否されている。