女性客メロメロ……トヨエツが愛ルケ大ヒットハードツアーでファンの生反応にしみじみ!
現在大ヒット公開中の『愛の流刑地』。1月31日、大ヒット御礼として、主演の豊川悦司が全国行脚して舞台あいさつを行った。「日本列島愛ルケ祭り」と題したこの企画は、1日で博多、大阪、名古屋、東京を移動して観客と触れ合うというハードな旅。31日最後のTOHOシネマズ六本木ヒルズでの舞台あいさつでは寺島しのぶ、鶴橋康夫監督も合流し、観客の前に現れた。レディースデーということもあり、場内はほとんどが女性で豊川悦司が登場するとひときわ歓声があがった。
ジーンズ姿というカジュアルな格好であらわれた豊川は「最初は4か所を1日で回るなんて、乗り気ではなかったんですけど(笑)、実際お客さんの生の反応をみると、映画って観てもらうことに意義があるんだと、あらためて初心にかえらせてもらいました。名古屋では高校3年生の女の子が、質問で立ち上がって“よかったです”とひとことだけ言って、後は気持ちがいっぱいになったのか言葉に詰まってしまって、それがとても印象に残っています」としみじみコメント。
名古屋から舞台あいさつに合流した監督は「僕はずっとうっとりと豊川さんを見てました」「足の長さはかなわない」「次回作はまたこの2人を起用したい」とユーモアを交えながら主演の2人に愛の告白?をしていた。
寺島しのぶは、セクシーなベージュのワンピース、赤いペディキュアをした生足で現れた。寺島は同日、朝日舞台芸術賞を受賞したばかりで「役者はこうやってお客さんの一人ひとりの表情をみているのが幸せなんです」と自信に満ちた笑顔で語る様子は大女優の貫禄だった。
最後に豊川は「今日1日だけで1200人くらいの観客の皆さんと会いました。皆さん一人ひとりの顔がこの映画を愛してくれていたことを感じて何よりもうれしくて、ファンの方ひとりひとりにハグしてありがとうと言いたいです」というと会場から思わず歓声が上がった。監督だけでなく、観客も豊川にうっとりだったようだ。