クリント・イーストウッド、アメリカ映画協会から人道賞を受賞
第79回アカデミー賞
クリント・イーストウッドが、アメリカ映画協会から初の「ヒューマニタリアン・アワード」を受賞することになった。この賞は映画を通じた人道的な活動をたたえるもので、アメリカ映画協会のダン・グリックマン会長は、イーストウッドを「数十年にわたる映画制作において『善良さ』の見本となってきた」と語っている。イーストウッドは第二次世界大戦のアメリカ軍と日本軍の激戦を両軍の視点から描いた2作品『父親たちの星条旗』と『硫黄島からの手紙』が話題を呼び、『硫黄島からの手紙』ではアカデミー賞の4部門でノミネートを受けている。グリックマン会長は「これらの作品は、人間の物語を語る映画の真の力を表現している」と、イーストウッドの功績に賛辞を贈っている。