怖いもの知らずの新人ロッカーがあの、ポリスのドラマーにおねだり
29日、伝説のバンド“THE POLICE”の天才ドラマー、スチュアート・コープランドが来日し、『ポリス インサイド・アウト』映画公開にあたり、渋谷のクラブ「SECO」で記者会見と公開記念パーティーに登場した。
“THE POLICE”は、70年代後半から80年代半ばに活躍した伝説の人気バンド。同映画は、“THE POLICE”デビュー当時からスターダムを一気に駆け上がるまでを、ドラマーのスチュアート・コープランド自らが撮り続けた秘蔵映像満載の映画。
会見の中でスチュアートは、バンクーバーを皮切りに行う再結成ワールドツアーについて「日本公演は来年の2月上旬になる」と初めてその時期を明らかに。その後、スチュアート節の効いたドラムの音色を響かせた。その後のパーティでは、これからという19時半を過ぎたころ、スチュアートは「時差ボケで疲れたから帰るよ……」と客人にお別れのあいさつ。押し寄せる報道陣や関係者の相手にうんざりしたのか、少々不機嫌なご様子だった。
そこに記者会見でMCを務めた新人ロッカーのレイ・マストロジョバンニが現れ、得意のイングリッシュ&大阪弁を駆使して「もう1回ドラム叩いて~」と世界の大物相手をとりなした。スティック1本でタムを5回叩き「はい、終わり」かと思いきや、レイのさらなるおねだりで、フルでドラム演奏を披露。パーティ会場に集まったファンらは、新人ロッカー、レイの大阪のおばちゃん顔負けの“厚かましさ”のお陰(?)で、世界の大物ドラマーの生演奏を心ゆくまで堪能した。
『ポリス インサイド・アウト』は3月31日からTOHOシネマズ六本木ほかにて公開。
『ポリス インサイド・アウト』オフィシャルサイトthepolice.jp