松嶋菜々子が大興奮! 一心不乱に踊り狂うダンサー登場
3日、さだまさしの小説を映画化した『眉山』の完成披露が行われ、主演の松嶋菜々子大沢たかお、宮本信子、犬童一心監督、さだまさしが記者会見に登壇した。
本作は徳島を舞台に、死の床に瀕した母と、その秘められた恋を初めて知った娘との交流を描いた感動作。犬童監督が撮影前に訪れた徳島で見た、名物の阿波踊りに「僕の予想を超えてはるかに素晴らしい、歴史のある音と踊りがあった。その興奮を伝えられるよう、きちんと映画に残したかった」と惚れ込み、クライマックスとして、撮影に延べ5日間、約14,200人が参加し、街をあげての全面協力によって実現した阿波踊りのシーンが登場する。
この日は徳島から阿波踊りのスペシャリスト「眉山連」が駆けつけ、総勢139名によるエネルギッシュな舞を披露。真冬に逆戻りの寒空の中、薄着で一心不乱に踊る姿に松嶋菜々子も「一言で言ってしまえば、体育会系ですよね(笑)。撮影中も、暑くて大変だったのに、愚痴も言わずにリハーサルから付き合ってくださって感謝しています。お子さんも年配の方も踊って交流していて、世代と世代をつなぐ大事なお祭なんだと思いました」と感激。大沢たかおも「エネルギーや、その奥に秘めた美だとか、情熱を全身で感じますよね」と圧倒されていた。
『眉山』は5月12日より全国東宝系にて公開。
『眉山』オフィシャルサイトbizan-movie.jp