瀬戸朝香、強風の中で階段上がるシーンにヒヤヒヤ!
12日、映画『歌謡曲だよ、人生は』が公開初日を迎え、主要スタッフ、キャストによる舞台あいさつが行われた。同作は、昭和を代表する歌謡ポップス12曲をモチーフに、磯村一路、タナカ・T、蛭子能収ら個性的な監督たちが自由な発想で作り上げたコンピレーション映画だ。
故・藤山一郎のヒット曲をテーマにした「東京ラプソディ」に、バスガイド役で出演した瀬戸朝香は、「専用のDVDを見せられて、制服の着方や歩き方、手の位置やマイクも持ち方まで勉強した」とこだわりの役作りについてコメント。バスガイドとして都内各地をロケで回り、神田や巣鴨など伝統ある街並みに触れ、東京の魅力を再発見したと語った。東京タワーでの撮影では、外階段を上るシーンもあり「風が強くて、とてもこわかったです。マネージャーもヒヤヒヤしていました」と笑顔で撮影を振り返った。
この日は、ぴんからトリオの宮司郎がデビュー曲「女のみち」を、演歌界のプリンスと呼ばれている渥美二郎が「東京ラプソディ」をそれぞれ熱唱。客席も比較的、年齢が高い往年の歌謡曲ファンが多く、映画館の雰囲気はすっかり昭和にタイムスリップしていた。特に、渥美は、舞台あいさつ終了後も、銀座のオバサマたちから握手攻めを受ける人気ぶりだった。
『歌謡曲だよ、人生は』は全国公開中。
『歌謡曲だよ、人生は』オフィシャルサイト kayomusic.jp