女優デビューしたノラ・ジョーンズ、うわさのダイエットの真相は?
第60回カンヌ国際映画祭
第60回カンヌ国際映画祭で、オープニング作品『マイ・ブルーベリー・ナイツ』で女優デビューを果たしたシンガーのノラ・ジョーンズが、17日、インタビューに応じ、一部で「映画出演のためにダイエットした」といううわさについて真相を明かした。
今回、“声”を買われてウォン・カーウァイ監督から映画出演のオファーを受けたというジョーンズ。女優になる野望はまったくなかったそうだが、カーウァイ監督の代表作『花様年華(かようねんか)』を観て「こんなに素晴らしい映画は観たことない!」と感激し、出演を快諾したという。「撮影前の約2か月間、ちょっとだけ演技の勉強をしたわよ。でも、最初の撮影はナーバスになって、思わず声が上ずっちゃった」というジョーンズ。
そんなジョーンズに対し、カーウァイ監督は「君も映画は初めてだけど、僕にとっても英国語映画は初めてなんだよ」と声を掛けて励ましたという。
そして、ダイエットに関しては「えっと、それはねぇ……、ヨガはやったけど(苦笑)」と思わぬ質問に動揺しつつ、女優デビューにあたり演技だけでなくルックスも磨いたことを認めた。その甲斐もあり、映画を観た記者の間では、自然体の演技とともに「体のラインがスッキリした」と評価も上々だ。
今後の女優活動については「これから長期に渡るサマー・ツアーも控えているし、今は考えられないわ」と語った。