金城武が酒びたり!? 撮影中もアルコールを手放せなかった理由とは?
4日、香港アクション映画『傷だらけの男たち』の記者会見が行われ、主演の金城武と、アンドリュー・ラウ監督が出席した。
今回金城は、恋人の自殺をきっかけに刑事を辞め、酔っぱらいの私立探偵に成り下がった男を熱演。その役作りの裏で、実際に本物の酒を大量に飲んでいたことを明かした。撮影現場には、常に金城専用のグラスと酒が用意されていたようで、「毎朝、監督から早く飲んでおけと指示されていた(笑)」とコメント。アンドリュー・ラウ監督にとっては、演技や役作りはもちろん、金城の“酔っぱらい度”が演出のカギだったようだ。
一方、ダブル主演を務めた香港映画界の大スター、トニー・レオンは、新作の撮影スケジュールがずれてしまった関係で、急きょ、来日がキャンセルに。初めて犯罪者を演じた今作に対する思い入れは強い様子で、「日本に行けず、とても残念」とビデオメッセージを寄せた。
『傷だらけの男たち』はすでに、レオナルド・ディカプリオ主演でハリウッドリメイクが決定済み。今年のアカデミー賞で作品賞ほか4部門を獲得した『ディパーテッド』が、アンドリュー・ラウ監督の代表作『インファナル・アフェア』シリーズのリメイクであることはよく知られているが、それに続く旋風を巻き起こすことが早くも期待されている。
『傷だらけの男たち』は7月7日より公開。
オフィシャルサイト drywhisky.com