田原総一朗の生質問に、飛び入り参加の元市議会議員もタジタジ!
8日、選挙の実態を描いたドキュメンタリー映画『選挙』のトークショーが行われ、田原総一朗、想田和弘監督が登壇した。また、会場に観客として来場していた山内和彦が、田原の呼び込みでトークショーに飛び入り参加するなど、予想外のハプニングで会場は大いに盛り上がった。
『選挙』は市議会選の補欠選挙に出馬した山内の選挙活動を追ったドキュメンタリー。想田監督と山内氏は東大の同級生だったらしい。想田監督は当時を振り返り「僕が18で入学したとき、山さんは24歳だった。5浪して入学してきたのに、授業ではほとんど姿を見たことがなくて結局3留。切手コイン商で、いつもヒッピー風のボロボロの格好していた。そんな山さんが七五三みたいなスーツを着て、ニヤっと笑ったポスターが民家の軒下に貼られているのを友だちが送ってくれたんです。それを見たとき、これは映画になると思った」と山内氏が選挙に出ることを知った5日後から撮影を開始したことを明かした。
そんな本作について、田原は「普通は合間にインタビューが入ったり、作り手の意図が見え隠れしたりするものなんだけど、この映画には一切それがない。そこが珍しくて面白いね」と大絶賛。田原の呼び込み飛び込みで、このトークショーに急きょ飛び入り参加をした、映画のモデルともなった山内に「なんで出馬しようと思ったの?」「奥さんは反対しなかった?」「何がしたいの?」と田原の集中砲火を浴びせて、山内がタジタジとなる一幕もあり、その様子に会場からは笑いがもれていた。
『選挙』は絶賛公開中
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