まるで別人! 妖艶な木村佳乃が泥まみれ、血まみれに!
9月に公開される三池崇史監督が作り上げた娯楽大作、和製ウエスタン映画『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』。伊藤英明、伊勢谷友介、佐藤浩市、安藤政信など個性派俳優が存在感を見せつける中で、木村佳乃の存在感がひときわ光っている。
木村のイメージはどちらかというと、いままで出演したドラマやCMなどの役柄やからも清楚なお嬢様タイプ。しかし、この『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』の木村は、子持ちのダンサーくずれの静という役。しかもあることをきっかけに、体を武器に自分と子どもを守っていくことを決めた強い女に変わっていくのだ。
圧巻なのは、佐藤浩市演じる平清盛とのからみ。木村が佐藤に「一瞬殺意を覚えた」というほど、佐藤も迫真の演技で迫るのだが、木村の演技も負けてはいない。泥まみれになりながら着物がはだけ、ぐちゃぐちゃになりながら泣き叫ぶ、文字通り汚れ役。
まさに木村の新境地を開いたと言える役柄だ。
演技派の男優陣に混じって紅一点、同等の演技合戦を繰り広げる木村佳乃の姿は、いままでとは全く違う木村の魅力を発見できる。
『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』は9月15日より渋谷東急ほかで公開
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