15歳の天才少年、マドンナとのキスの秘密を暴露
6日、リュック・ベッソンが監督、製作、脚本を手がけ、フランスでは600万人を動員する大ヒットを記録した『アーサーとミニモイの不思議な国』に主演したフレディ・ハイモアが来日記者会見を行なった。
本作は、マドンナ、デヴィッド・ボウイなどが声優として参加しているのも話題だ。そのマドンナはフレディ演じるアーサーと次第に惹(ひ)かれあうミニモイの国の王女セレニアを演じている。アーサーとセレニアにはキスシーンがあり、その感想を聞かれたフレディは「実はたったひとりで録音していたから自分でいろいろ考えて演じました」とマドンナとは“間接キス”だったことを暴露した。現在まだ15歳だが、「これから実写でキスシーンを演じるのは楽しみですか?」という刺激的な質問には「うーん」と左手で髪の毛をかきながら「そのときはキスシーンを楽しみたいな」と照れていた。
フレディは『ネバーランド』や『チャーリーとチョコレート工場』でジョニー・デップと2度も共演し、ティム・バートンや、リュック・ベッソン、『プロヴァンスの贈りもの』ではリドリー・スコットなど、そうそうたるトップクリエイターたちと仕事をしている。そのことについて聞かれると「初めて会うときはとても緊張しますが、実際に仕事をしてみると皆さんいい意味でとても普通で、そこが素晴らしいと思う」と語っていた。
今回の会見の時間は30分ほどで、その間に飛んだ質問はなんと10問。通訳をしている時間を考えると、とてもたくさんの質問に答えてくれたフレディ。とにかく頭の回転が早く、それぞれの質問に対して的確に要領よく、簡潔に答えて天才子役の片鱗(へんりん)を見せていた。すでに本作はパート2と3の撮影を終えているそうで、それが完成するのは数年後になる。今回も身長が167cmとすでにかわいい子役から青年に成長していたが、パート2が完成するころにはさらに大人になっているに違いない。これからがますます楽しみな15歳だ。
『アーサーとミニモイの不思議な国』は9月22日より丸の内プラゼールほか松竹・東急系にて全国公開
オフィシャルサイト arthur-movie.jp