ADVERTISEMENT

トヨエツ、世の中で一番ナンセンスなのはオレ!…その理由は?

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
左から後列左から森田芳光監督、豊川悦司、天海祐希、北川景子、前列左から田辺修斗、松本梨菜
左から後列左から森田芳光監督、豊川悦司、天海祐希、北川景子、前列左から田辺修斗、松本梨菜

 11日、直木賞作家奥田英朗の同名ベストセラー小説を映画化した『サウスバウンド』の完成記者会見が行なわれ、豊川悦司天海祐希北川景子、そして森田芳光監督らが登壇した。

 相手が誰であろうがお構いなく、自分がおかしいと思ったことに対して、敢然と闘いを挑む破天荒な父親を熱演している豊川。「僕自身は常に長いものに巻かれている人間だから、自分とこの父親がどう結びつくのか」と役作りには戸惑った様子。しかしそう話す一方で、1人真っ黒に日焼けして、アロハシャツとサンダルという軽装で登場し、オトボケ発言を連発、役柄の延長なのか、もしかして地なのか判別できない絶妙な雰囲気を出して、集まったマスコミ陣を煙に巻いていた。

 映画の中での豊川の決めゼリフは「ナンセンス!」。そのセリフから「最近、世の中でナンセンスだと思ったことはあるか?」という質問が飛んだ。すると「なぜ今日、自分はアロハシャツなんだ? この映画の雰囲気にピッタリだと思ってこの格好をしてきたのに、場の空気を読めずに完全に外しているおれが一番ナンセンス」と自虐ネタで会場は爆笑。1997年の『MISTY』以来の共演となる天海について「相変らずデカイ、肩と腰の位置がおれと一緒ですから。ハグしやすいけど」と言いたい放題だった。

ADVERTISEMENT

 『サウスバウンド』は、東京から沖縄の西表島に移り住んだ上原一家の姿を通して家族のきずなを考えさせる物語。森田監督は「人間は誰でも心の中に自分が落ち着ける、安住の地というものを持っていると思う。それを映画を観た人それぞれに感じてほしい」と結んだ。

『サウスバウンド』は10月6日よりシネマメディアージュほかにて全国公開
オフィシャルサイト southbound-movie.com

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT