玉山鉄二の美しさに、「会うと緊張する」と監督が男ぼれ
24日、映画『フリージア』のDVD発売を記念して、主演の玉山鉄二と熊切和嘉監督がタワーレコード渋谷でトークライブを行なった。
玉山が演じるのは、無表情で人を殺す敵討ち執行代理人、ヒロシ。玉山をキャスティングした理由を聞かれた熊切監督は「顔にシワがなくて、顔面がきれいだから(笑)」と話した。ヒロシは感情がない男だからそう見えるだけなのだが、司会者が「(顔が)ツルツルだから? それだけですか(笑)?」ともう一度確認。すると「なで肩でたたずまいも美しい。それを強調した」と要するに玉山の“美しさ”がとても気に入ったらしい。
それを裏付けるエピソードはほかにもあった。熊切監督と玉山は撮影前に役作りについて何度か食事に行ったり、メールをやりとりしたりしたそうだ。玉山は「監督からメールで子どものころはどんな感じだったか、と聞かれました。自分は周囲の人を笑顔にさせるために頑張っていた、と書いたら、それがヒロシだよ、と返事が来て、それを役作りに生かした」というエピソードを披露。しかし、「直接話せばいいのに」と司会者から突っ込まれた監督。「だって、会うと緊張するんで(笑)」と照れくさそうに話し、玉山の“美しさ”の前で気後れしてしまったことを素直に告白していた。
この日、トーク中は眼鏡をしていた玉山。映画で演じたヒロシが眼鏡をかけているので、映画を再現したのではなく、自前の眼鏡だったという。マスコミの撮影時には外したが、1人「眼鏡を掛けてもらっていいですか?」と注文したカメラマンがいた。言われるままに眼鏡を掛けた玉山だったが、何と会場のファンから「えー、かけないで」と声が挙がり、結局外すというハプニングがあった。玉山の眼鏡を外した“美しい顔”に、思わずファンもウットリだった。
『フリージア』は小学館の月刊コミック「IKKI」に連載中の、松本次郎原作の同名コミック。近未来、敵討ち法が施行された日本を舞台に繰り広げられる壮絶なガン・アクションが見どころだ。
『フリージア』のDVDは9月25日発売
オフィシャルサイト freesia-movie.com