アニメのアカデミー賞、アニー賞で『サーフズ・アップ』が10ノミネートを獲得!
3日、国際アニメーション協会(ASIFA)が毎年主催する、通称“アニメのアカデミー賞”と呼ばれるアニー賞で、今月15日から公開される映画『サーフズ・アップ』が、10ノミネートを獲得した。
この賞では過去に、映画『シュレック』『ファインディング・ニモ』『Mr.インクレディブル』『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』などがさまざまな賞を受賞したが、これらの作品には1つの共通点がある。この4つの作品は、それぞれ最優秀作品賞を受賞したが、何とその年のアカデミー賞長編アニメーション映画賞も受賞しているのだ。ちなみに2002年、アニー賞で最優秀作品賞を受賞した宮崎駿監督の映画『千と千尋の神隠し』も、その年のアカデミー賞を受賞している。
つまりこの賞で最優秀作品賞を受賞するということは、約2週間後に開催されるアカデミー賞に最も近い作品である可能性が高いのだ。今年のアニー賞の発表は2008年2月8日で、アカデミー賞は同月24日から開催されるので、要注目だ。
ちなみにアニー賞で『サーフズ・アップ』がノミネートされた部門は、以下の通り。
最優秀作品賞、特別効果賞、製作アーティスト賞、キャラクター・アニメーション賞(2人)、キャラクター・デザイン賞、監督賞、美術賞、脚本賞、ストーリーボード賞の9部門計10ノミネートとなっている。
『サーフズ・アップ』はペンギン界のサーフィン・ワールドカップで、新人サーファーのイワトビペンギンがライバルたちとバトルを展開するストーリー。日本版の吹き替えに小栗旬、山田優、マイク眞木らが担当しており、話題を呼んでいる。
映画『サーフズ・アップ』は12月15日より日比谷スカラ座ほかにて全国公開
オフィシャルサイトsonypictures.jp
アニー賞オフィシャルサイトannieawards.org
アカデミー賞オフィシャルサイトoscar.com