ヘレン・ミレン、過去のキャスティングをめぐりベテラン監督を非難
ヘレン・ミレンが、40年以上も前に行われたキャスティングで、ベテランのマイケル・ウィナー監督に「肉片のような扱いを受けた」と告白した。テレビのトーク番組に出演したミレンは、1964年に行われたキャスティング・セッションで、ウィナー監督から、ボディを露出し後ろを向くように求められたそう。ミレンはその時の思い出について「悔しくて、ひどく怒りを感じたわ。侮辱だし、性差別だと思った。女優はあんなふうに扱われるべきじゃない」とコメント。ウィナー監督はこれに対し「よく覚えていないが、もし自分がそんな扱いをしたとしたら、それはキャスティング事務所が要請したこと。ヘレンは素晴らしい人物だし、優れた女優で、僕は大ファンだ。でも、あの当時の彼女の記憶は正確じゃないと思うよ」とコメントしている。