いったいなに?アキバでミニスカの白い少女たちが配る謎のポケットティッシュ
昨年、暮れも押し迫った12月28日と29日、買い物で多くの人々が行き交う東京・秋葉原にて、白いふさふさの帽子に、白いミニスカートという装いの全身白ずくめの少女(?)たち数人が、いきなりポケットティッシュを配り始めた。しかもそのポケットティッシュも謎の体裁だ。アメリカのシンボルである自由の女神の頭部がないという不吉な写真と、QRコードのみが印刷されているというシロモノ。
実はこの少女たちと、ポケットティッシュの正体は、つい最近までパラマウント映画があらゆる情報をシャットアウトして、タイトルまでも隠していたという映画『Cloverfield』のプロモーションの一環として行ったものだった(初めて本作の予告が公開されたときもタイトルが伏せられていた)。しかし、それはポケットティッシュをもらった時点では知るよしもない。本作の監督がこれもまた内容が謎でいっぱいの人気テレビドラマ「LOST」のJ.J.エイブラムスという点からも、この映画が謎づくしだということが納得できる。
その謎に包まれた映画の内容は、ニューヨークの大規模な破壊を描写したパニック・ムービーで、その破壊は未知の存在によってもたらされるらしいのだが、“未知の存在”が生き物なのか何なのか、それ以上の内容はいまだに伏せられている。物語は登場人物の1人がニューヨークから日本に赴任するため、サヨナラ・パーティが開かれるところから始まるらしい。日本がキーになっているのもポイントの一つ。
アメリカではもう間もなく公開(1月18日)になるが、いまだに物語の全ぼうが明かされていないため、映画ファンの間では、さまざまな憶測が飛び交っているらしい。
映画『Cloverfield』(原題)は今春公開
オフィシャルサイト 04-05.jp