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アツイぞ!市原隼人に独占インタビュー!「楽しんだもん勝ち」とポジティブシンキング

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弱点は高いところっす。
弱点は高いところっす。

 若い世代の圧倒的な支持を得た同名ベストセラー小説を映画化した映画『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』が現在、絶賛公開中だ。主演を務めた市原隼人に話を聞いた。

 今回、市原が演じるのは親友の死をきっかけに、無気力に陥った高校生の陽介。ある日、謎の“チェーンソー男”との戦いに明け暮れる美少女絵理(関めぐみ)と出会ったことから、彼の平凡な日常は激変する。一見、奇想天外なストーリーだが、市原本人は主人公に強い共感を覚えたそうだ。その理由について「高校生のときって、人生や将来に対して不安ばっかりだと思うんです。そういう気持ちは僕自身も経験しているし。きっとチェーンソー男は、誰もが心の中に持っている“壁”みたいなものを象徴してるんだと思います」と市原。また、撮影を振り返り「走るシーンが多くて、足首痛めちゃいました。関さんはワイヤーで30メートルくらいの高さから宙づりになっていましたが、自分には無理です。高いところが一番苦手なんで」と語った。

 2008年は今作を皮切りに映画『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』(4/5全国公開)、『神様のパズル』(6月東映系にて全国公開)と主演作が相次いで公開される。俳優としてますます注目度が上がりそうだが、本人は至って自然体だ。「今はとにかく仕事が楽しい。監督や共演者によって、一つ一つの仕事がまったく違うし、とにかくその中で楽しんだもん勝ちだと思っています」と語る市原は、気負うことなく演技の幅を広げているようだ。ちなみにもうすぐ21歳。自分が大人になったと思うか尋ねてみると「いや全然。でも何歳だろうと、自分の人生なんで意識はしないようにしています」とコメントした。

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 最後に作品のテーマについて「アクションもあり、友情や恋愛、そしてチェーンソー男まで登場しますが(笑)、やっぱり一番言えるのはこれが青春映画だっていうこと。がっつり気持ちを受け取ってもらえると思う。小さなことでもいいから、何か一つ感じてほしいですね」と熱く語ってくれた。普段はヒップホップを愛する市原は、今回、バンドを組むシーンを撮影したことから、ロックにも目覚めたそうだ。常に新しい刺激を吸収しながら、俳優として成長する市原から今年は目が離せなくなりそうだ。

 『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』は平凡な高校生(市原)と謎めいた制服の美少女(関)が、チェーンソーを振り回す不死身の男との戦いに巻き込まれる異色の青春ストーリー。CMディレクター北村拓司の長編初監督作品である。

映画『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』はシネ・リーブル池袋、新宿ジョイシネマ、渋谷Q-AXシネマほかにて全国公開中
オフィシャルサイト nega-chain.com

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