ブサイク塚地がハンサム谷原章介に変身!男性版シンデレラ映画?
テレビドラマ「ブスの瞳に恋してる」の原作者鈴木おさむが放つファンタジーなハートフル映画『ハンサム・スーツ』の製作が決定した。主演は谷原章介と塚地武雅。
スーツを着たら、どんなブサイクな人でもハンサムになれる……そんな夢のようなスーツをめぐって繰り広げられる笑って、泣ける人間ドラマだ。主演2人とこのプロットを聞けば予想がつくが、ストーリーは塚地演じる生涯33年間彼女がいなかった男が不思議なスーツを着用するだけで、谷原章介演じるハンサムさんになってしまうという男性にとってのシンデレラストーリーだ。
塚地と同じ人物を演じることについて谷原は、「初めてお会いした時に、年齢が近いせいもあるかも知れませんが、内面に共感する物を感じました。人から見れば信じられないかもしれませんが、塚地さん演じる琢郎の気持ちはとてもわかります。とても難しい役だとは思いますが、できる限り、塚地さんとコミュニケーションを取り、演じる姿を見て杏仁という役に生かしていきたいと思います。塚地さんとともに琢郎&杏仁というキャラクターを魅力的にしていきたいです」と意外にも塚地に共感していることを語った。
一方の塚地は「谷原さんはかっこいいし、紳士だし、なのに面白い! 僕と圧倒的に真逆の人間。映画だけでも変われるのはうれしいことです。できれば、現実でも変わりたいです!!」と映画のキャラにかけたのかちょっと自虐的なコメントをした。
脚本を担当し、原作者でもある鈴木は「日本にはラブコメディーが少ないので、大人が笑えてキュンとできる作品になったらいいと思います」と意気込みを語った。
映画『ハンサム・スーツ』は3月から4月まで撮影され、今年の秋に公開される予定だ。なお、本作の原作「ハンサム・スーツ」は本日(25日)発売される。