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藤田まこと、映画ギャラが出来高払い!?キャンペーンで全国各地を飛び回る!

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左から、富司純子、藤田まこと、竹野内豊
左から、富司純子、藤田まこと、竹野内豊

 6日、有楽町朝日ホールで映画『明日への遺言』のプレミア試写会が開催され、主演の藤田まこと富司純子小泉堯史監督、そしてスペシャルゲストとしてナレーションを務めた竹野内豊が登壇した。

 先月からキャンペーンで全国各地を飛び回っていた藤田は、その精力的な宣伝活動について「1人でも多くの人に観てほしい。何せ(映画の)ギャラが出来高払いでして!」といきなりぶっちゃけたコメント。しかし実際には、この作品が投げかける平和へのメッセージをより多くの観客に届けたいというのが本心のようで「平和の尊さを実感してほしい。日本人の品格を忘れず戦った主人公の心の叫びが表現できたなら本望です」と作品のテーマ、そして自身が演じた岡田資(たすく)中将について語り、客席からの拍手を浴びていた。

 一方、藤田と50年ぶりに共演した富司は「普段は自分の作品を客観的に観てしまうんですが、今回は本当に泣いてしまった。素晴らしい作品に出演できて感謝している」と感慨深げにコメント。登壇者3人に花束を贈った竹野内は、ナレーターとして参加した同作について「ナレーションは初めてで最初は不安だったが、監督から言葉の意味を理解すれば、ちゃんと伝えられると励まされた。映画を通して、戦争を生き抜いた人たちの魂が伝われば」と語っていた。なお、この日の試写会には石破茂防衛大臣、寛仁親王殿下も出席し、映画を鑑賞した。

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 『明日への遺言』は、B級戦犯として軍事裁判にかけられた元司令官、岡田中将の戦いを描いたヒューマンドラマ。先日第23回サンタバーバラ国際映画祭で上映され、アメリカの観客から5分間のスタンディングオベーションが巻き起こったそうだ。

映画『明日への遺言』は3月1日より渋谷東急ほか全国松竹東急系にて全国公開
オフィシャルサイト ashitahenoyuigon.jp

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