エマ・トンプソン、人身売買の現実を訴える
エマ・トンプソンが、人身売買を議題にする国連の会議に出席し、現在の危険な状態について語った。トンプソンは、「この世界にある多くの国では、特に女の子は出生証明を受けることが少なく、簡単に行方不明になり、売り飛ばされます。わたしは実際にそういう子どもたちと話をしたことがあります」とコメント。人身売買の方法はより巧妙になっており、親や親戚によって売られていく子どもたちも多いという事実については、「それぞれが持つ事情はさまざまでしょうが、信頼していた人に裏切られて売られてしまうのです。人身売買は増加しており、麻薬や武器に次いで、第3に大きな影の経済となっています」と警鐘を鳴らした。[2月12日 ウィーン]