衝撃映像『蛇にピアス』に小栗旬、藤原竜也も出演!暴力団員を熱演!
去年の12月中旬に蜷川幸雄監督の新作映画『蛇にピアス』の撮影が無事にクランクアップしたが、本作に市川亀治郎、井手らっきょ、小栗旬、唐沢寿明、藤原竜也(50音順)ら超豪華な顔ぶれが友情出演していることがわかった。
原作となった小説「蛇にピアス」は、金原ひとみが20歳のときの芥川賞受賞作。もう一人の受賞者、綿矢りさとともに、当時、日本中の注目を集めたが、金原のかわいらしい容姿からは想像もつかないほど、内容はかなり過激。主人公ルイがサディストの入れ墨掘り師にハマり、自らも舌にピアスを入れ、次第に肉体改造の深みにハマっていく激しい愛と絶望を描く。
このたび明らかになったキャストの役どころは市川は刑事、井手はバイト先のマネージャー役。そして昨年、蜷川監督演出の舞台「カリギュラ」に主演した小栗と2008年「身毒丸」に主演の藤原は、友情出演なら2人で出演することを熱望し、映画初共演となった。2人は暴力団員を演じる。また、藤原が原作のキャラを独自に解釈した扮装(ふんそう)で蜷川監督の描く世界観を作り上げているところにも注目だ。
そして蜷川監督の映画『青の炎』にも友情出演し、前作の映画『嗤う伊右衛門』で主演を務めた唐沢が警察官として登場。ほかにも蜷川監督作品初参加のキャスト陣として、ルイの友人役にあびる優、コンパニオンのバイト仲間としてソニンが出演し『蛇にピアス』にさらなる花を添えている。
一方、主演を演じるのは体当たりの演技でオーディションを勝ち抜いた新進女優、吉高由里子。また、高良健吾(アマ役)とARATA(シバ役)も主役級の役どころだ。今を生きる若者たちの本質を鮮烈に描いた原作同様、衝撃的な映画が仕上がった。ほかでは見ることのできない豪華キャストたちの友情出演に期待が高まるとともに、過激な描写もある「蛇にピアス」の世界観を堪能したい。
映画『蛇にピアス』は2008年公開予定
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