ぞぞ～っ！飛鳥凛、川村ゆきえ、岩佐真悠子が口をそろえて「血が大好きです！」

　10日、ワーナー・マイカル・シネマズ板橋で、映画『口裂け女2』の完成披露試写会が行なわれ、飛鳥凛、川村ゆきえ、岩佐真悠子、寺内康太郎監督が舞台あいさつを行なった。（この映画の画像はこちら）

　口裂け女になってしまうという悲しい女子高生を演じたのは、本作で映画初主演を果たした若手女優・飛鳥凛だ。主題歌「覚めない夢」も歌うなどマルチな才能を発揮しているが、見かけによらず（？）ホラーが大好きで「こういうグロイ役を演じられてうれしかった」と意外な一面を披露。飛鳥だけではない。長女を演じた川村も「わたしもホラー映画はよく観ます。痛いのとか、血がぐわぁ～っと出るのが大好きで出演を楽しみしていた」と答え、次女役の岩佐も「自分が映画の中でどんなふうに殺されるのか楽しみにしてました」と全員楽しんで演じたらしい。最後には全員が笑顔で「血が大好きです」と声をそろえて映画をアピールしていた。

　また飛鳥は「今まで口が裂けたことがないので（笑）、どういう気持ちで演じたらいいのかわからなかった」そうだが、口裂け女の特殊メークをした後にスタッフみんなに気持ち悪いと言われて、やっと自分が演じる真弓の気持ちが理解できたという。「ただの都市伝説の怖い話ではなく、人間関係や、人間の怖さが描かれているのでぜひそこを見てほしい」と見どころを語った。

　『口裂け女2』は、都市伝説「口裂け女」の発祥の地とされる岐阜県で、実際に起こった事件をベースにした衝撃のホラー。平穏な日々を送っていた三姉妹の幸子（川村）、雪枝（岩佐）、高校生の三女・真弓（飛鳥）を襲った不幸な出来事と、雪枝の身代わりとなってひとり悲劇を背負ってしまった真弓が孤独の中で殺りくに手を染める姿を描いていく。

映画『口裂け女2』は3月22日よりシアターN渋谷、ワーナー・マイカル・シネマズ板橋ほかにて全国公開
オフィシャルサイト kuchisake2.com