「放送禁止」シリーズの奇才が手掛ける童謡ホラーついに解禁!
2003年に神出鬼没の深夜番組として話題になった、にせドキュメタリー番組「放送禁止」シリーズ。その生みの親である長江俊和が監督したオリジナルビデオ作品『本当は怖い童謡』が4月16日にDVDリリースされる。
「かごめかごめ」「あめふり」「花いちもんめ」「通りゃんせ」など子どものころから慣れ親しんだ童謡の中に負の要素が封じ込まれていたら……。というテーマで描かれるオムニバス・ホラー作品だ。普段聴き慣れた歌の解釈ではなく、そこに負の要素を入れた解釈で描かれる本作は、ホラーというよりも日本独特の怪談テイストに近いものがある。そして女子高や雨、幸せな家族、山中などなど、恐怖映画になくてはならない設定の中で語られる日本古来の歌の数々に背筋がゾーっとしてしまう。
「放送禁止」で、あるはずのない事件や出来事をあたかも事実であるように演出し、フィクションであることを知らない視聴者を心底震え上がらせた長江監督。彼が新たに挑むフィクションを扱ったリアリティーあふれる恐怖を描いた本作は、どれだけの観客を震え上がらせるのだろうか。
DVD『本当は怖い童謡VOL.1』
DVD『本当は怖い童謡VOL.2』
いずれも4月16日からポニーキャニオンより発売(税込み:各3.150円)