中村獅童は悔やみつつも、浅野忠信はひょうひょう…なんと永作博美も参戦!
12日、グランドプリンスホテル赤坂にて、映画『R246 STORY』の製作発表記者会見が行われ、監督を務める浅野忠信、中村獅童、須藤元気、m-floのVERVAL、RIP SLYMEのILMARI、ユースケ・サンタマリアの6名と、豊田健雄プロデューサーが登壇した。
すでに撮影を終えた浅野は、「自分でも訳のわからない話が、さらに訳がわからなくなって……」とひょうひょうと語り、一方の中村は「他人は演出できても、自分は演出できなかった」と悔やんでいる表情を見せた。しかし、これから撮影に入るユースケは「僕は『たんぽぽ』とか『ショコラ』とか、ご飯がおいしそうな映画が好き。だから、テーマはお弁当です! 僕のミューズ、永作博美さんにも出てもらえることになって、許してもらえるなら重婚したいぐらいですよ!」とユースケ節全開。
本会見は、先日離婚が成立した中村が出席するとあって、会場には多くの報道陣が詰め掛けたが、主催者側から、質問は映画の内容にちなんだものに限り、6人全員へすることという制限がかかるピリピリムード。そんな中、一人で会場を笑いの渦に巻き込んでいたユースケだった。
しかし、厳戒態勢にあっても、中村の退場間際のすきをついた記者が「寂しくないですか?」と声を掛けたが、「え?」ととぼけ続ける姿は痛々しくもあり、「もういいだろ」とばかりにユースケが肩を抱いて退場をうながす姿には、男気すら感じられた。
映画『R246 STORY』は、東京から静岡までを結ぶ国道246号線をテーマに、浅野ら6人が2、30分のショートフィルムを監督するオムニバス・ムービー。今回で2度目となる浅野のほかは、これが初監督となり、それぞれ、SFファンタジー、時代劇、ドキュメンタリー、ラブストーリーと、バラエティー豊かなラインナップを準備している。
映画『R246 STORY』は8月下旬より渋谷Q-AXシネマほかにて全国公開
オフィシャルサイト r246s.jp