シエナ・ミラーを直撃!28歳で亡くなったウォーホルのミューズに成りきった…
4月19日に公開される映画『ファクトリー・ガール』で、実在の人物であるイーディ・セジウィックを演じたシエナ・ミラーに話を聞くことができた。本作ではアンディ・ウォーホルのミューズと呼ばれ、マスコミからスーパー・スターに祭り上げられた彼女の28年という短い生涯が描かれていく。【関連写真はこちら】
シエナは脚本を読んでいた最中に、偶然目にしたイーディのポートレートに「フォーリンラブした」という。「彼女の外見や瞳からは何かに傷ついているような、おびえているような、そんな感じがしたの。でも彼女はものすごく美人でしょう? それがトリッキーよね」とイーディの魅力を語ってくれた。
アンディを演じるガイ・ピアースについて話が及ぶと「彼はこれまでに会った俳優の中で、一番優しくて心が広くて努力家。アンディの声や歩き方を熱心に研究していたわ」と絶賛。撮影前にピッツバーグにあるアンディ・ウォーホルミュージアムで一緒に過ごすなど、2人は本物のアンディとイーディのように仲を深めたそうだ。
イーディを演じるにあたってシエナが一番気にかけたことは、「間違った人物を演じないようにすること」だったという。作品やイーディについてジョージ・ヒッケンルーパー監督と何度も話し合いを重ね、撮影中には作品の完成度も方向性もすべてがクリアに見えるほど作品を理解し、イーディに成り切ることができたとシエナは教えてくれた。
プライベートではファッションブランド「Twenty8Twelve」を立ち上げ、デザイナーとしての一面を持つシエナ。そんな彼女が現代のファッション・トレンドにも影響を与えたといわれるイーディを演じるのは当然の流れだったのかもしれない。シエナは恋人のリス・アイファンズとも順調で、公私共に今後の動向が注目される女優だ。
映画『ファクトリー・ガール』は4月19日よりシネマライズほかにて全国公開
オフィシャルサイト factorygirl.jp
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