平成生まれのゴクミ?1,550人の中から選ばれた15歳の美少女に直撃!
鹿児島を舞台に、少年少女たちが4,2キロもの遠泳に挑んでいく姿を描いた映画『チェスト!』が4月19日に公開される。本作で両親の離婚問題を抱えるクラスメートを繊細(せんさい)に演じた宮崎香蓮。本作がスクリーンデビューとなり、早くも“第二の後藤久美子”との呼び名も高い彼女に話を聞いた。【関連写真はこちら】
約1,550人の中から本作の牟田役に選ばれた宮崎は映画初出演。撮影自体も初体験で、緊張や不安よりも「メークさんがすごくきれいにお化粧してくれて、わー、こんなにしてくれるんだー! と驚きました」と女の子らしい感想を聞かせてくれた。最初のうちはカメラテストを本番と勘違いして慌ててしまったこともあったようだが、撮影が進むうちに難しい役柄を徐々につかんでいき、撮影中は「彼女に成り切って、笑顔をみせないように心がけた」そうだ。
撮影前の10日間の合宿と、実際に海を泳いでの撮影でかなり鍛え上げられ、人間としても女優としても一回り大きくなった宮崎。本作を原点と語る彼女だが、ただ単に出演したことを喜ぶのではなく、演技について客観的に観ることも忘れておらず、「かつぜつが悪くって~」と恥ずかしそうに話す表情の裏には、悔しさを隠そうとする女優としてのプロ意識が感じられた。
2006年の「全日本国民的美少女コンテスト」で演技部門賞を受賞し、“第二の後藤久美子”と評判の宮崎。しっかりした顔立ちではきはきとインタビューに答える姿から大人びた印象を受けるが、やはりまだ中学生。ロケ地となった鹿児島を離れるときには「地元の皆さんと別れるときは笑顔でいたんですけど、やっぱり帰りの飛行機の中で泣いちゃいました」と15歳らしい一面を見せてくれた。映画初出演に続き、ドラマ8「バッテリー」(NHK/木曜20:00~)にヒロイン役で出演するなど、本格的に女優として活躍している宮崎。今後、さらなる活躍が期待されている若手注目株だ。
映画『チェスト!』は4月19日より新宿バルト9ほかにて全国公開
オフィシャルサイト chesuto.com
映画『チェスト!』の魅力教えます cinematoday.jp
【関連記事】元女子アナ・大坪千夏が母性全開で舞台あいさつ!